金が無いことに嘆くことなかれ、金が無くても気持ちがある [資金繰り 中小企業円滑化法案]

おはようございます。一カ月ぶりに寝汗をかいていない朝を迎えた。笑、涼しいな。いい季節だ。



昨日は会社で支援先の資金繰り表を2社分作成した。それにしてもこの9月で当社も6期目が始まった。よくここまできたものだ。最初の頃は数少ない不動産案件を丁寧に対応して、会社で暇を持て余しネットサーフで夜を迎えることが多かったっけ。

いつか支援先がいっぱいになって仕事に追われる時期を夢見ながら、毎日耐えていたあの頃から約5年。一社一社大事にしてきた。



嬉しいことに今は仕事に追われてしまうこともあり、相棒の大森にどうやって仕事を押し付けるかを考える毎日だ笑(もちろん同意を得てね)



5年継続できる会社はなかなか無いという統計もある。とりあえず一つ目のハードルは超えたかな。



昨日は夕方の会社帰りに、先祖の墓参りに行かせて頂いた。千葉市内の夕方の霊園はすでに秋深い。オレンジ色の夕日の中、夕方の散歩を楽しむ地元の高齢者の方の憩いの場だ。

日が落ちるまで時間がないから軽く草取りをして、線香を手向けて、手を合わせる。「今日も生きていれております。」これで十分だ。



新規面談への問い合わせが増える中、既存の支援先の資金繰りの悪化が目立つ。今年はちょっと特殊な年かな。



リスケが完了して、通常業務に戻ると資金が増える。当たり前だ、それは本来銀行に返済する元金であり、その会社のお金ではない。本来ならば返済する元金だが、資金繰りが乏しいから返済せずにストックしておくお金だ。

資金繰りの支払いに使っていいお金ではない。この考え方は変えてはいけない。



リスケしてるから、元金を返済せずに資金繰りに流用していると一生リスケからは脱出できない。返済しなくていい元金は、突発的なトラブルの時のためにストックしておくお金だ。ここは大事ですよ。



金がないなら無いなりの経営がある。残念なことは、この対応を知っている社長さんはほぼ居ないということだ。



売上を上げていればなんとかなる、という社長さんは非常に多い。その考え方は間違いではない、前向きで友好的だ。



ただ、売上の増加に応じた原価と販管費の増加、税金関連の増加に応じた、まさかの時の対応をしている中小企業は皆無だ。リスケだを成立させてコンサルタント業をしている会社もあるとか。



リスケはコンサルとは言わない。中小企業の経営で一番大事なのは3か月後、現預金がいくらあるかを知っているかどうかなのだ。それしかない。



代表取締役 野呂一哉
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