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リースバックを甘く見ないで [資金繰り 中小企業円滑化法案]

リースバックを甘く見ないで



こんにちは。金曜日は港区内のマンションの任意売却のお引渡しがございました。競売開始決定からの見事な復活!ご関係者の皆さん、大変にお疲れ様でした。



素敵なタワーマンションでした。お身内のご協力によってリースバックでのお取引となりました。



債権者の担当者さんも交渉の結果、リースバックに非常に協力的にご対応頂きました。

当社もご相談件数の増加に伴い地方出張についても増えてきておりますが、なんとか乗り切ろうと思います。



さて、ここのところ一般の方の任意売却のご相談で増加しているのはリースバックです。その中でも顕著なのが、一度リースバックで取引をしたんだけれどもその不動産投資会社や投資家さんとのトラブル相談が急増しております。



一時的に所有者となってくださる投資会社や投資家さんとの綿密な事前打ち合わせがされないうちにトントン拍子に話を進めてしまうことが原因のようです。



圧倒的に多いのが、突然に売却を迫られるケース・・・というよりそのような契約でリースバックをしてしまっていることが原因なんですけどね。債務者であり所有者である時は、一日でも早く任意売却を成功させ新しい生活を始めたい!と思うのが普通です。



そんな状況ですからなかなか冷静な判断が出来ずに地獄のリースバックスキームを選択してしまうことが多いようです。特に気をつけなければならないのは、所有期間が三か月~半年と短いパターンでのリースバックです。



当然にこのような短いスパンでのリースバックを選択される際には、三か月後にどうするのか?というところまでを決定してから選択するべきです。退去するのか、買い戻すのか等。買い戻すのであればお知り合いのどなたがお金を用意するのか、どなたかが住宅ローンを組めるのか?



そこまでの準備をしていないと、突然に投資家が売却を迫ってきた!と勘違いしてしまいます。単なる不動産業者の金儲けの道具にされて終わり・・・では悔しくて夜も眠れませんよね?



当社でご紹介している不動産投資家さんや不動産投資会社さんは当社の事業再生・任意売却の理念に共感してくださっている方々です。ですから保有期間も年間単位での保有が可能です。



リースバックをご検討の際には、是非、当社にもご相談を。今日はこの辺で。
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お墓参りと今の自分 [資金繰り 中小企業円滑化法案]

こんにちは。桜の満開が過ぎたと言うのに肌寒いですね。暑がりの私としては非常に心地よく感じますが。今日は統一地方選挙の投票日ですね。昨日は夜まで多くの候補者の方のお声を選挙カーのスピーカーを通して聞くことができました。



皆さん必死です。既に期日前投票を済ませている私ですが、決して投票をしてくださった有権者の方を裏切ることなく議員活動を全うしていただきたいと存じます。



当社で出版させていただいていおります、「融資を受ける前に読む」ですが非常に売れ行き好調でお問い合わせが後を絶ちません。既に20件以上の新規面談をさせて頂きました。今回はびっくりするくらいの大手の社長さん会長さんもお見えになられました。支援契約も続々と締結させて頂いております。



遥遥と遠方からお見えになってくださる。本当に嬉しいことです。何よりも今回の新規面談は充実したものになっております。社員さんへの感謝、役員さんへの感謝を忘れず、決して人のせいにせず、淡々とご経営されている会社の現状をお話くださる。そんな経営者の方が多いです。



金融機関への感謝とお詫び、買掛先への申し訳なさ、やはり当社を訪問してくださる社長さんの気持ちは一味違う方が来てくださるのかな?そんな風にも思えます。



でも人への感謝って本当に大事なことです。これが全てだと私は思います。





私は、月に4回以上お墓参りに行きます。既に他界している祖父、祖母、若くして亡くなった母親の供養のため。若い頃は若気の至りで迷惑しか掛けていなかった母親へ感謝の意味を込めてお墓掃除に行きます。



生かされている自分、結婚して幸せな生活を送っている妹の人生の向上、父親の健康を祈願するためです。何より、お墓に行くと落ち着きます。祖母や母親が生きているころは、よく一緒にお墓参りに行きました。



夏のお盆の時期に汗だくになった祖母が必死に草取りをして、お線香を炊き、必死に手を合わせていたあの後ろ姿を私は忘れない。だからこそ、同じことを私が今、祖母親にするのです。



人への感謝、大事です。逆に俺が俺が!っという人生を送ってしまっている方、ここらでちょっと休憩しませんか?



今日はこの辺で。
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住宅ローンが払えない!寺子屋塾「リースバック119番・任意売却相談・野呂社長直筆のゴールデンブログ」 [資金繰り 中小企業円滑化法案]

住宅ローンが払えない!寺子屋塾「リースバック119番・任意売却相談・野呂社長直筆のゴールデンブログ」


本日のテーマ「人生最後の選択(辛口)



こんにちは。GW真っ只中ですね。今日は午前中に、千葉県柏市より任意売却のご相談でサラリーマンの方がご来社され新規面談をさせて頂きました。その後、金町駅前のタワーマンションにて現地販売会を実施。雨の中にも関わらず、多くのお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございました。その後、横浜市内の中小企業を訪問。





GW明けに金融機関の担当者様と今後の返済計画の交渉が予定されておりますので、社長さんと念入りに打ち合わせさせて頂きました。まあ、どこに行っても人・人・人ですね。経済的な底上げがGW中だけでもできているような気がします。来週には東京スカイツリーもオープン!いよいよですね。そんな東京スカイツリーをバルコニーから眺められるマンションにて本日はオープンルーム(現地販売会)を開催しました。ヴィナシス金町タワーレジデンス、4,480万円、金町駅徒歩2分のタワーマンションです。





27階部分で角部屋となります。私が長年、お付き合いさせて頂いている投資家の方が資産処分で売却に出されております。詳細は提携会社の株式会社アセットメント(御徒町本社)のホームページをご覧になってください。おすすめです。







さて、今日は会社への通勤途中でまたまた、人身事故にて足止めをさせられました。場所は新小岩駅です。前にも本ブログにて書かせていただきました。どんな心境なんでしょうね?警備員さんが配置され、某社団法人様の自殺防止のための看板が多数設置されているこのホームで、どうやったらあの高速で侵入してくる列車に飛び込めるのか?





今まで苦労してきた人生、これからの人生、家族、ご両親、お友達、息子、娘・・・・・・踏みとどまることはできないのでしょうか?非常に辛口な意見ですが、警備員さんと自殺防止の看板では自殺を未然に防ぐことは困難です。なぜなら、死を覚悟した人間ほど恐ろしく強いものはないからです。その間違ったことに使ってしまっている勇気と決意を自分の人生に使用して頂きたい。





それと列車への飛び込みは非常に迷惑です・・・・本当に。まったく罪のない方々から時間というものを完全に奪います。昨日はGW中ということもあり、多くの方が困った様子で振り替え輸送や代替交通機関を探し求めホームと改札にごった返しておりました。私は自殺という人生最後の選択を否定しません。ただ、まったく関係のない人々に迷惑をかけてほしくないと思います。





そして、その自殺を決意してしまった原因が借金返済の悩みであるならば、勇気をもってアセットアシストコンサルタントの野呂までご連絡ください。お待ちしております。



列車を飛び込みなどにより、止めてしまうと新築の一戸建てが買えてしまうほどの損害金が鉄道会社からご遺族に請求されます。当社はそのようなご遺族を現在、支援中です。そのようなご遺族の方を増やしてほしくありません。GWは毎年、楽しく過ごしましょうよ!今日はこの辺で。
Kazuya Noro

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中小企業金融円滑化法 延長による倒産動向 [資金繰り 中小企業円滑化法案]

中小企業金融円滑化法 延長による倒産動向



中小企業金融円滑化法(以下、金融円滑化法)の延長が決まり、同法終了まで約1年となりました。

「一時的に借入金の返済を止めることで難局を凌ぐ」、といった意図から施行された金融円滑化法ではありますが、期間中における倒産件数は増加傾向にある報道が発表されております。



主に製造業・建設業の倒産件数が目立ち、今後も抜本的な処置が行なわれない様子から考察すると、同法終了時には更に状況が悪化することが予想されます。

本ブログでも、繰り返しお伝えしている事ですが、リスケジュールの申請を終えたことで安心され、具体的な資金繰り計画を実行できていない現状をお見受けします。

既存の元本返済分に充てていた資金を活用することで、会社の体力を回復させることが一番の狙いではございますが、実務レベルでは首尾よく着手できていない報告を耳に致します。



このような状況を回避するには、緻密な資金繰り計画と徹底した予算・実績管理がポイントになります。
また、金融機関への現状報告(情報開示)を怠らない事が大切です。



金融円滑化法の文面にも、「民間の金融機関はコンサルティング機能を果たす役割」というコメントが記載されているので、毎月の試算表や資金繰り表の提出は必須となります。

上記のように先方と真摯なお付き合いをすることで、同法終了後の対応にも関わってくると考えられますので、更なるコミュニケーションの醸成に努めて頂ければと存じます。



「激動の2012年型事業再生セミナー、住宅ローンが払えない寺子屋塾」

詳細はhttp://www.b-den.net/catalog/show/id/7590へどうぞ

1法人につき1万円(1万円で関係者3名様まで受講可能)一般の方は1万円で関係者3名様まで受講可能


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経営相談・資金調達、資金繰り相談・倒産回避の相談ブログ~事業再生の現場から  [資金繰り 中小企業円滑化法案]

本日のテーマ:「2012年決算対策相談~急増中」





なぜ、決算書を実態とはなれてまで、黒字で上げなければならないのか?



それは、、取引銀行に融資の継続や新規融資を依頼して事業を継続、拡大していくためという事になるのでしょう。

そのためには、黒字を申告し、税金を納める。とある本には、資金調達のためには、なんとしても黒字で納税が必要。納税資金は資金調達のためのコストだと考えましょう。みたいな文言があります。




ここで考えてみて欲しいのですが、その考え方ですと、資金が厳しい中で無理やり納税資金を捻出して行かなければなりませんよね。それが、現実を苦しめる第一歩になる考え方になることがあります。


私どもは、そういった状況に直面した時、冷静に足元を確認することからサポートしていきます。営業利益(売上げ-(原価・販売管理費))は現状のまま業務継続するとしても黒字なのか?赤字であれば、黒字化させる計画が立つのか?






返済や納税資金は、この営業利益が黒字にならなければ原資がないことになります。


"現状を見極めて無理をしない。"という考え方を一度してみませんか?






いやいや、そういった状況だから、黒字を上げて納税して、借入れしながらでも、将来に向けて業績が上がるように頑張ってやって行く。その方が正しいと言われるかも知れませんが、それでは、いつか、事切れませんか?


つまり、現状を把握して、営業状況(事業)を見直して、借入れをしないで事業ができるようなら、決算調整で乖離を容認したり、拡大したりせず、現実との乖離を埋めていくという方針に転換出来るはずなのです。






それでは、借入ができなくなるし、最悪取引停止にでもなったら・・・と心配になるかもしれませんが、現状を認識して健全化に向けて正していく過程と、再建の道筋を示せれば、協力は得られます。

支払い方法の変更などの協力が得られるはずです。もちろん、その説明はしっかりエビデンスを持ってやる必要があります。




銀行や、取引先も貴社が健全化して長期に取引できた方がプラスだと思っているはずですし、貴社が潰れることを良いと思っているはずがありません。無理をして最後に何の説明もなく無くなってしまったら、その方が迷惑な話です。逆の立場に立ったらそう思いませんか?






ですから、この決算を迎える準備をしている経営陣の方々には、もし、考え方をして現実を苦しめる選択肢しかないと行き詰っているなら、来期以降の健全化を目指して、今決算から見直してみませんか?


ご相談心よりお待ちしております。

Kazuya Noro

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中小企業の事業再生 スピードが明暗を分ける [資金繰り 中小企業円滑化法案]

事業の再生における、一番のポイントについて質問を受けることが度々あります。



各コンサルタントによって意見が分かれると思いますが、
「原因の早期発見、そして解明に向けた早期着手」
という取り組み方が共通の認識だと思います。



その理由として、企業は生き物ですから、適切な処置を施さなければ
命が尽きてしまうからです。
つまり、案件次第では時間との勝負を迫られる局面も発生するため、
業務のスピードこそが明暗を分けると言っても過言ではありません。



実際、ご相談に来られる方にも

「来月には資金ショートする模様です」
「手形の不渡りを起こしてしまいます」
「今月から給与の遅配が始まります」


というような、緊急事態の中で弊社に問合せが来るケースも珍しくありません。



感覚としては、救命病棟のような緊張感が走り、
状況把握を迅速に行なった後、優先順位の高い事項から着手していきます。



私見になりますが、事業再生という現場において、
時間の経過ほど怖いものはありません。



よくあるケースになりますが、
リスケジュールを申請したことに安心されてしまい、
その後は抜本的な経営改革を遂行できずにいる企業を多く拝見します。



現在は、中小企業金融円滑化法によって国からの保護を受けられておりますが、
それも来年3月には終了します。



どうか、早期着手を念頭に置いて自社の経営改善に努めて頂ければと切望しております。具体的にアクションが出来ない方は、些細な事でも結構ですので弊社までご連絡下さい。

Kazuya Noro

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経営相談・資金調達、資金繰り相談・倒産回避の相談ブログ~事業再生の現場から  [資金繰り 中小企業円滑化法案]

経営相談・資金調達、資金繰り相談・倒産回避の相談ブログ~事業再生の現場から 





本日のテーマ:会社の成長戦略と事業再生~経営改善コンサルタントの本音~つづき





一例としてですが、


その事業を、新会社を設立して、取引先も、仕入先も、人員もその事業に関わるすべての必要な資源を移管するとします。もちろん、その手続きや、諸問題も多々出てきますが、その一つ一つを丁寧にクリアにして行くのです。思っている以上に大変かもしれませんが、それを実行できた時のメリットも多大ですから、やりがいや希望を持って進めていけるはずです。


そうして稼動し始めた新会社は、資本になるイニシャルコストこそ貧弱ですが、経営資源は揃っている状態で、且つ、シミュレーション済みの事業ですから、既存の重い債務を背負ったままの会社経営とは成長戦略において全く違う戦略が立てられます。



当社のクライアント(支援先)の例で言えば、物販による会社ですが、上記のような状態からの新会社で、インターネット及び通信販売の戦略を立て、旧体制の会社社員と資産を買う事に成功した例もあります。


今更、ホームページやインターネットを使ってやっても遅いのではないか・・・そんなことやっても無理・・・など始めは否定的な意見もありましたが、今更遅いと初めから諦めているより、やることに無駄はない!と進めていった結果です。


やっても無駄なことなど一つもないという思いは今も変わりません。もし、失敗して結果が得られなかったとしたら、そのやり方ではダメなんだとのわかる成果が得られるでしょう。


まずは、行動していこうではないですか!


総括すると、会社の成長戦略と事業再生は、繰り返し行われる経営の流れのように思います。


起業 ⇒ 黎明期 ⇒ 成熟期 ⇒ 変化・改革(イノベーション) ⇒ 再生 ⇒ 黎明期 ⇒ 成熟期 ⇒ イノベーション ⇒ 再生・・・・・・・・・と、輪廻するのが経営の流れなのかもしれませんね。

3月度セミナー受講者募集中(ご予約制、1法人(上限3名)につき受講料1万円、一般の方は1グループ(上限3名)につき1万円。ご予約は当社ホームページより)

Kazuya Noro

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経営相談・資金調達、資金繰り相談・倒産回避の相談ブログ~事業再生の現場から  [資金繰り 中小企業円滑化法案]

本日のテーマ;2012年 日本の景気について景気動向~経営改善コンサルタントの本音









東日本大震災の影響、欧州経済の不安定な動向をメディアで見ていると、この先どうなってしまうのだろう...と不安に駆られることが多いかと思います。メディアのニュースをみていると私もついその方向に考えが押し流されそうになります。







しかし、私達は、メディアのみを信用して押し流されていては、本質を見失ってしまうことを経験から理解していますので、視点を変えて検証します。

例えば、日本の財務体質が赤字だから、増税が急務!とか、赤字国債の発行額が増え続け、国の借金が増え続けているので、後世につけをまわすな!とか、社会保障制度の維持と充実には歳出の予算に歳入が現状では追いつかないので増税やむを得ず!との文言を目にすると、『ああ、国も大変なんだな、国にお金が足りていないんだ...』と暗い気持ちになりますね。





そこで、反論のように、歳出を削れ!の矛先がメディアでは、議員数削減に集約されていたりします。国会議員が多額の報酬取らず、議員がまず、身を切れ!とのメディアの向け方ですね。

わかりやすい対立構図を描けていますね。


でも、ちょっと視点を変えてみましょう。


日本国は財務体質が赤字でお金がないと思いがちですが、日本は世界の中で最大の債権国ですし、経常黒字をもう15年以上続けている国です。





貿易黒字国だし、海外に出ている資金からのリターンも多い。中小企業や個人で言えば、投資収支が大幅黒字、経常外収益が大きいというわけです。



GNPもプラス、その規模もざっくり400兆円。中小企業でいえば、売り上げ規模といったところですかね。

そんな乱暴な言い方あるか!間違ってる!と怒られそうですが、わかりやすくするために例えました。






皆さんが納めている税金の歳入だけが、脅かされる国の収益源ではないと思いませんか?国が外国に貸しているお金の利息は?投資しているお金のリターンは?国は借金が多いというけど、その債権者は国内がほとんどです。また、国民の預貯金は1400兆円あるといいます。




国の財務体質が赤字で、みんなの生活を脅かす税項目での即増税という前に、本当に財務体質が赤字で国にお金がないのでしょうか?明確に総資産や収支の中身(項目)までみんなが知っている訳ではないでしょう?私もそうです。



でも、おかしいな?と思うわけです。


日本が貿易黒字国であったり(去年は久しぶりに赤字だったみたいですが)、世界において債権者の国であったりGNPが400兆円あったり、国債のほとんどが、国内消化だったり、国民の預貯金が1400兆円とのことをみると、


中小企業に当てはめれば、売り上げがあり、経常黒字で、資産も多く、借金は身内の借入がほとんど。ってことに思えるんです。


国は債務超過で、損益赤字になりそうで、お金がないといいます。


それで、取引先の顧客は我々国民に、売上単価を上げます!と交渉してきている訳ですが...


私は、それでも、個々として生きていかねばならないわけですから、抗えないものは受け入れた上で、生き残って行くための経営を皆さんとともに歩んで行こうと思います。



経営相談・資金調達、資金繰り相談・倒産回避の相談ブログ~事業再生の現場から

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経営相談・資金調達、資金繰り相談・倒産回避の相談ブログ~事業再生の現場から [資金繰り 中小企業円滑化法案]

本日のテーマ;時代と状況に合わせた経営 相談 Vol.3/3






財務戦略まで固まれば、投資戦略です。
どんな会社にも設備を入れる、買い替える等の必要に迫られるものです。また、M&Aでのバイサイドになる、新規事業を考えたいなどの前向きな資金需要が発生する場合も多くあります。

しかし、営業利益の黒字化と、財務戦略が固まらないまま投資戦略を立てることは非常にリスクが高くなります。単純に、資金を外部からの調達に頼れば、返済や償還が現状より多額になるわけですから当然です。






資金投入することで得られるリターンが明確だと思ったとしても、現状での営業利益の把握や、財務戦略が固まってからにすべきだと思っています。

"リスクを取らなければ高いリターンを得られない"のは確かですが、まずは、今までの投資と回収の状況を考えて慎重に行動するべきだと思います。
今までの投資と回収の実績に基づいて現在があるわけですし、将来予測は予測でしか過ぎないのですから。






業歴25年を越えるバブル期を経験した会社様に多い相談事例として綴ってきたブログですから、ここは慎重に戦略を立てる事に同意いただけることが多いですが。

稀に、事業戦略と財務戦略が安泰になってくると、キャシュポジションがある程度貯まってくるので、"運用しなければ"との思いから、高リスク投資を行って過去の負債を取り戻そうと考えて、実行されてしまう経営者様がいるのも事実。






投資は自己責任です。ただし、"本質"をいつも忘れずに、拘わるすべての人たちに顔向けできなくなるような事の無いように、堅実な計画を立てましょう。


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「会社経営に必要な知識」を考えてみる [資金繰り 中小企業円滑化法案]

先日、友人と食事をしていた際に、
「会社経営に必要な最低限の知識って何?」
という素朴な質問を受けました。



なぜなら、この友人の実家は江戸時代から続く老舗和菓子店を経営して
おり、近い将来に本人が家業を継ぐとのことでした。



現在、彼は他社で和菓子職人として、それなりのキャリアを積んでいる模様
ですが、「経営」に関しては全くの素人ですので、
私は上述の質問に対してなるべくシンプルに回答するよう心掛けました。





私見になりますが、会社経営に必要な知識は
次のような事項が挙がると考えられます。



1 自身が置かれたビジネス環境(市場)の把握
2 経理・財務の基本的な知識



極端ではございますが、以上の2点から会社を経営することは可能です。
とりわけ、2の経理・財務の基本的な知識に関して
「資金繰り表をきちんと作成できる」ことに注力するようアドバイスしました。



重ねて、資金繰り表とは「会社版家計簿」であることを理解してもらいました。
彼は家業を継ぐまでの間に十分な準備をするとのことでした。



ある意味、会計分野に関しては経理担当者や顧問税理士に一任されても結構ですが、資金繰りについては、経営者が管理しなければなりません。



中小企業経営で課題とされている、「後継者問題」が近年クローズアップされております。
会社の業績が右肩上がりの時に、バトンタッチできれば結構なのですが、
家業を継いだ時には赤字経営で、右往左往されるケースを頻繁に耳にします。



ですから、事業を承継される場合、後継者の方は上述したポイントを加味して頂き、
家業を継ぐまでの間に十分な準備に努めて頂ければ幸甚です。





AACセミナー告知:「2012年中小企業経営改善・不動産リースバックの現場から~」

参加無料(ご予約制)一般参加枠:残り2席)



平成24年2月18日(土)15:00~ 弊社セミナールーム 千代田区岩本町 3-11-8 イワモトチョービル4Fセミナールーム  



連絡先:03-5823-1216 経営改善と任意売却の現場の人間が現場の話をするセミナーです





東京商工会への入会をきっかけに反響を続々と頂いております。時間を大幅に延長して個別の相談ブースにおいてのご相談の機会を設けさせて頂く予定です。是非ご参加ください。既に定員オーバーでございますが、最後のご相談者が終わるまで時間を延長させて頂く所存でございます。

「会社経営に必要な知識」を考えてみる

Kazuya Noro

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